すとすて、王国の基本戦略メモ

http://www.strategystation.com/ の王国の基本戦略。 VP/Building MOD前提。1v1の戦略です。
ルールの詳細は http://strategystation.blog111.fc2.com/ 参照。

基本

相手の得することはしない。自分だけが得することをする。
相手の選んだ行動から、相手の手札を予想せよ。
最終的には、国力がものを言うので、国力を相手より伸ばせ。

相手の攻撃で減らないものは,「土地」「技術」「不思議」「食糧・生産力」である。
「食糧・生産力」は置いておいて、他のを多く取れると、いくら攻撃されてもOK

文化、幸福はなるべくトップをとる。1v1の場合はよっぽどの差がつかない限り、常に狙う。4人戦の場合は、諦めるときは、きっぱりあきらめる。
そのため、幸福文化+3の技術は必ず取る。もしくは相手にとらせないようにする。(具体的には、剣士、チャリオットで攻撃して金銭を奪う)

兵力はなるべく多めを維持する。弓は当てにならないがあるだけで悪くない。斧、槍は信頼しすぎると痛い目を見る。
その意味で、攻撃の方が有利。ガンガン行くべし。どのみち防御兵を潰さない限り相手に損害を与えられない。
兵を増やすには、「探索・征服」が一番早いが、自分だけに得なのは、建物からの兵。相手も建物を持っているかには注意。

技術フェーズを選択することは、金銭増加量が同じの場合それほど効果的ではない。金銭増加量に差がある場合、重要技術を独占できる。
金銭は交易で食糧・生産に変換した方が得っぽい。
しかし、この交易で変換を阻止するために、技術フェーズを選択することは意味がある。(どれだけ得かはよく分からないけど。)

序盤

初手は、探索+征服が基本。土地確保優先。
しかし、手持ちの資源量、建物カード、見えている技術により変化はあり。
探索は自分にも効果があるので(種類の制御ができないけど)他のを選んだほうが得でもある。(不思議を手に入れる可能性もある)
僧院を立てる(文化トップがとれる→探索が有利)、兵舎を立てる(交易で一方的に有利)などは有効。
演劇、文学、数学が見えているとき、速攻で取ることを考えよう。探索でボーナス資源GETのギャンブルも手だ。

序盤で効果ある不思議は何と言っても、「ストーンヘンジ」序盤以外はコストの重さからいらないのだけど。

中盤

双方、40点未満の時。土地が大方とり終わった時期。
建物、技術を取りに行く。手持ちの技術と建物カードから最適なのをやるべし。
基本、不思議優先。幸福・文化トップをとりやすくなる。
終盤に備えて、重要拠点に壁、兵舎、ブースト施設を立てておく。

40点を超えるぐらいに、巨神像を立てることができるとベスト。
立てれたら、2ターンは無敵だ。このうちに防御を厚くする、点数を増やすなどをやってしまおう。

終盤

60点を超える、または相手よりも多くの点を取る戦い。
ためた金銭を食糧に変え、成長で一気に人口を抱える戦略が多い。
人口を増やす方が点数を稼ぎやすい。そのため、成長で兵が増える厩舎を建てておくのが良かったりする。
どちらかが勝利条件を満たした時、ゲームは終了するのだから、終了時余分な資源を持っていても仕方ない。
交易で資源を変換すると得である。
征服は点数に結びつかないため、選びづらい局面だが、資源の備蓄量、点数で劣っている場合、攻撃しなければただ負けるだけである。
相手に勝てなさそうなら、探索、征服でひたすら兵を増やして攻めよ。(勝てる見込みは薄いけど・・)

探索の罠

探索ではあっさり兵力がゲットできる。しかし、相手に、不思議カードが転がり込んでいることに注意せよ。
現在の手札で特に捨てるものがない場合、結局増えるのは2枚でしかない。
文化で負けているとき、一枚の差ができる。これも大きい。天文学の1枚プラスも大きい。
文化で負けて、天文学を取られているなら、探索は相手を喜ばせるだけである。
ただ、ゴミカードばかりの時、それを一掃してしまえば、損は小さくなる。

数学対策

数学を取ると、カタパルトで無条件に壁を壊され、建物が一つ破壊される。そのため、序盤に相手に数学を取られた場合、建物は潰されることを前提でやらないといけない。
対策は2つある。

  1. 建物を建てることを諦めて、壊されない不思議を建てまくる。技術と人口で勝つ。
  2. 建物を一気に建ててしまい潰しきれなくする。

結局、カタパルトの数を揃えることが難しいので、一気に建てることが肝要。
これは人口も同じで、人口はチャリオット、槍にあっさり持って行かれるとはいえ、一気に増やしてしまうとなかなか取り切ることが難しい。

ツヴァイをクリヤーした

ファルコムのツヴァイ(PSP版)をクリヤーしました。

ツヴァイ!! - PSP

ツヴァイ!! - PSP

音楽が無茶苦茶いい。神がかっている。実は昔、PC版を初回特典予約で買っていて、一回プレイしたきりで、付属していた音楽サントラを何度も聞いていた。半ば寝る前に聞く音楽だった。いい感じに癒し系の曲が多い。今回も、半ば付属するサントラ目当てで買った。最近ファルコムのゲームは付属するサントラが主目的で、ゲームの方がその付属品のようになっている。
音楽は何度も聞いたけど、ゲーム内容は頭の中からきれいさっぱり消え去っていたので楽しめた。アクションRPGといっても、レベルをシビアにしなければ、連打ゲームだからね。簡単簡単。
一応書いておくと、ツヴァイのレベル上げは、食べ物を食べることであがるという、他のRPGのように敵を倒すと自動であがっていくというものでないので、レベルを制限してクリヤーとかそういうのがやれる。(俺はやらない。クリヤー不能になるのでw)食べ物を食べながらボスと戦うというかなり変なゲームなのだ。ちなみに、続編のツヴァイ2では体重という概念が追加された・・・。ゲーム性に全く関係ないものだけどw。

それにしても、
D
の9位「幻の大地セルペンティナ」が流れるラストダンジョンのテンションは異常だった。音楽がよすぎて盛り上がりすぎ。
ちなみに、ここ最近、この動画をずーと聞いている。ループしているので終わりがありません。
ツヴァイの曲は、何個も入っているのだよね。イース系はあんまり知らないのだけど、他はゲームでやっているから思い出補正が入りまくりです。まぁ、おっさんほいほいですねぇ。

イースクロニクルはまだ届いていません。注文するのが遅かった。イース1は途中で力尽きたのだよなぁ・・。
ちなみに、クロニクルの注文のついでに、前々から評判がよかった、ツヴァイスーパーアレンジバージョンを注文してしまいました。こちらも楽しみ。

C#でMecabをVista上でも動かす

あちこちのページを見ながらMecabC#で取り込んで動かしていたのだが、Vista環境になったら動かなくなった。XPでは動いたんだよ。

XPでは動くコード。*1

using System.Runtime.InteropServices;

public partial class Form1 : Form
{
    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static int mecab_new2(string arg);
    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static string mecab_sparse_tostr(int m, string str);
    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static void mecab_destroy(int m);

    private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
    {
      int mecab = mecab_new2("");
      string s = mecab_sparse_tostr(mecab,textBox1.Text);
      mecab_destroy(mecab);
      textBox2.Text = s;
    }

}

XPでは問題なく動くのだが、Vistaにすると
mecab_sparse_tostr(mecab,textBox1.Text); で
System.AccessViolationException はハンドルされませんでした。
Message="保護されているメモリに読み取りまたは書き込み操作を行おうとしました。他のメモリが壊れていることが考えられます。"

と意味不明なエラーが出る。

改良版

    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static IntPtr mecab_new2(string arg);
    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static IntPtr mecab_sparse_tostr(IntPtr m, string str);
    [DllImport("libmecab.dll")]
    extern static void mecab_destroy(IntPtr m);

    private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
    {
        IntPtr mecab = mecab_new2("");
        IntPtr s = mecab_sparse_tostr(mecab, textBox1.Text);
        textBox2.Text = Marshal.PtrToStringAnsi(s);
        mecab_destroy(mecab);

    }

mecab_sparse_tostrの返値をIntPtrに変更して、それをMarshal.PtrToStringAnsiで文字列に変換する。
これでXPとVista両方で動いた。Stringの変換に失敗していたくさい。トリッキーすぎるよ・・・。

教えてくれた2chのスレの人、ありがとう。躓く人が出てくると思うので書いた。


追記 これでは不十分でMarshal.PtrToStringAnsi(s);の前にsのNullチェックをしないとだめ。C#でMecabがいきなり落ちる問題 - どうせポエムですよっと

*1:libmecab.dllは実行場所に置いておいてください。インストール時、辞書の文字コードSJISにしてください。

あしたのジョー

明日までに書かないといけないものがあるのに、アニマックスで「あしたのジョー」の劇場版を見た。
前にも見たのだけど、やっぱりいい。演出がすごくいい。出崎演出の代表作だけど、時折現れるアップや、荒々しい劇画調タッチの線が非常にいい。
力石との対決は号泣ものですよ。結末は知っているだけに。録画しておけばよかった。
ある種、客観的ではない主観的に組み立てられた演出というのがいいのだろうね。とはいえ、物語るための客観性はちゃんと保持しているという巧みさ。例えば、顔のアップとかは客観的には(写真的には)絶対にそんなことはないのだけど、主観的にはアップになるからね。そういうものが積み重なっている感じがする。

さて、明日提出の文章を書くか・・

「個性マーケティング戦略」と「キャラ化」と「私たち」

珍しくまじめに書いたブコメでスターがいっぱいついたから、書いてみるか。スルーされるのが常なのだが、そうでもなかったぽい。

『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠
はてなブックマーク - 『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠

書いたコメントはこれ。

個性のマーケティング戦略。若い子はかなり自覚的だと思う。だから、キャラ化する。はずさないからね。個性の存在を一切信じていないことを聞かされるとさすがにびっくりする。

個性マーケティング戦略

もう何人かが指摘しているし、自身も認めているけど、シロクマ先生のいう個性の話は、なんだかんだいって古い。80年代的な個人主義と結びついた個性の話であり、素晴らしい自分を自分の中に見つける戦いだ。これを、そんなに否定するな!というコメントを寄せる人たちも、この80年代的気分を共有して、自分に内在する何かを信じているいるわけで、シロクマ先生はさぞかしニヤニヤしているのだろう。
一方、80年代を過ごしていない、今の大学生くらいには*1「なにいっているんだ?このおっさんは」みたいに感じられたいた様だ。そもそも、このエントリーで述べられる、個性のマーケティング戦略、顧客に対して売れる個性なのか、売れない個性なのかを評価して、選択と集中を行い、顧客満足度を高めるというのは、彼らにとって自明すぎることなのだ。個性がありふれてしまった今となっては、個性を売り込むためにはマーケティング戦略を練らなければならない。

キャラ化と「私たち」

しかし、彼らのいう個性とは自分に内在する何かではない。自分の外にある何かなのだ。個性というあやふやな自分だけのものを探すより、すでにあるキャラをかぶった方が効率がいい。
キャラはパッケージであり、一から個性を作る苦労に比べたら、楽ちんであり、学習も容易であり、コミュニケーション作法も教える必要がないわけで、コストが小さくなる。
また、彼らは、「一人っきり」という状態を極度に怖がる。個人主義的な個性において、「一人っきり」であることなんて、成り行きであり得ることであり、耐えなければなれない試練だった。しかし、彼らは断固拒否する。一人っきりではなく、検索で見つかる、少数の「私たち」を発見して、安心し、それに所属することを望む。
これは、ミクシーのコミュニティでよく散見される出来事だ。ミクシーにはコミュニティが自分を表現するアクセサリのように機能するのだが、これはあくまで出来合いのものを身につけているに過ぎない。このそこそこ人数(千人、万人)がいるコミュニティの組み合わせによって自己を表現しているのであって、「一人っきり」のコミュニティで自己を表現しようとしている人がいたら、「かなり痛い人」になるだろう。コミュニティの人数が可視化されている状態でのコミュニケーションなのだから当然そうなる。人数がそこそこいることが「私は痛くない」「私を痛いというなら仲間がいっぱいいる」ことを意味し、「安全・安心」である。

ローカル性

インターネットの登場が、孤立した「私」を小さな「私たち」に変化させたのだ。まぁ、よくあるネットの話だ。そして、彼らは、この「私たち」こそ、私の個性を表現するものだと主張する。こういう話を聞くと、僕も80年代的気分に毒されているので、多少めまいがする。「なんで、私たちが個性になるのだ?個性の個は個人の個だろ?」と。しかし、よくよく考えれば、何も変わっていない。80年代的な個性を彩った装飾品は、あくまで多品種少量生産体制による、大量生産物だったので、その奥には「私たち」がひっそりと潜んでいた。古いメディアの性質によって不透明*2にされていたものが、ネットによって可視化されただけなのだ。
「私たち」(集団)と「個性」がどうして両立するのだろうか?答えは簡単だ。コミュニケーションのローカル性を使うのだ。「自分の周りだけで、自分が個性的であればいい」のだ。だから、「キャラが被る」ということが問題になる。被ってしまっては、「個性的な自分」は演出できないからだ。この意味で周りに依存して(相対的に)個性が決まる。絶対的な序列で決まる個性なんて、ランキングが可視化されてしまう今、もはや特殊事例なのだ。
しかし、ローカルに逃げ込もうとも、「私たち」の存在は消えない。2003年頃、個性に関する言説が消えたということが関連エントリーのコメントで書いてあるが、ネットによって「私たち」の存在が可視化されてしまった以上、「私だけ」というのが大嘘になってしまったのかもしれない。ちなみに、ミクシーが登場したのは2003年だ。なにげに象徴的かも。
このような形で、自分の個性が決まるのだから、確固たる自分の個性など感じられるわけない。現にうちのゼミの学部生で、「自分の個性はまわりに決められたもの。自分の内面には存在しない」と言い張る人(K君)がいる。彼は、自己の個体とフィクションの個性とのズレは見ない、気にしないと決め込むらしい。その方がコミュニティにコミットメットし続けることが可能だろう。しかし、そのズレこそ、不良債権のように残り続けるのかもしれない。まぁ、彼はいろいろとお茶目なので、ほどほどに排出しているみたいだが・・・。


この話は、前に、そのK君とぐだぐだになりながら議論したことを含めつつ、僕なりにまとめた。

参考
http://mint-seijotcp.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18
http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20090227#p1
書きたかったことが先にまとまっていてびっくりした。シロクマ先生のコメントが味わい深い。

*1:今の大学一年生は、平成生まれですよ

*2:街に出れば、可視化されるのだけど

ブログに書くことに困る

日々、いろいろ思うところがあるのだが、ブログに書くことが困る。どうしたものか。
文章を書くのが遅すぎるというのもあるだろう。すごく遅い。こういう適当に思い浮かぶことを書くことならそこそこのスピードがあるのだが、ちょーと、真面目に考えると時間がかかりすぎる。半日とか一日作業になる。調べ物とか、推敲を何度もやるためだ。
また、勢いというのもそこそこ重要だ、寝るとだめだ。モチベーションが消える。それにブログの時間はよくわからんけど早い。すぐに書かないと、なにか時代遅れになる。文章を書くのが遅いのでそんなスピードについていけない。寝て起きると、話は別局面になっていたりするし、書きたかったことを見事に忘れている。
ゴミのような下書きがたまっていく。下書きが溜まっていくことを認識して、書くことそのものをやりたくなくなる。そこそこの分量になりそうなものだと、やる気がなくなる。

適切な分量というのがよくわからない。ブログなんて、だらだらと書けばいいものといえばそうなんだけど、短いなら、ブクマでいいし、長いのは何かブログとは相性が悪い気がする。長文だと、うぜーーーだし、中身が空っぽになっていくし。

ほかの人は、よっぽど書くのが早いのだろうなと思う。僕と同じくらいのスピードだと仮定するとよっぽど暇なんだと思う。さすがにそれはないだろう。早い。とても早い。

自分と数人しか知らない情報についての取り扱いに困る。そういうのは常識的には公開することでもないような気がするが、自分の周りで起きていることはそういうことだ。

言葉のドッチボール*1大会に参戦してもいいけど、運動は苦手だし、痛いのはイヤなんだよね。

これくらい適当な文章だと気にしないのだけど、真面目に書けば書くほど、公開することにビビル。ハードルがあがる。

プライベートで適当に書いていたほうが幸せなような気がする。それもまたひとつだと思う。
そもそも的に、ブクマ数とか狙っている下心がいけないのだと思う。(誰も読みはしないのに)

どうしたものか。


と、よくある永遠のテーマについて書いてみました。(大体一時間くらい)

ブクマのためのツールを作ってみた。

僕は痛いニュースのブクマをするときに、書き込みの切り抜きをやるのだけど、普通のコピーでは一つの部分しか出来なくて使い勝手が悪い。そんなわけで、複数のクリップボードをまとめてやれるようなツールを作ってみた。所要時間大体10分。

"シンプルクリップボード"

使用画面はこんな感じ。

機能として

  • 常時前面に出てくれる。
  • 「ペースト」を押すと切り抜きが貯まる。
  • 「コピー」を押すと全部がクリップボードに格納される。
  • 「クリア」で全部消す
  • 「最小化」で隠す。
  • テキストが貯まるところは普通のテキストボックスなので、普通に編集可能。
  • 終了するときは「×」ボタンを押してください。

わりと使い勝手はいいような気がする。すでにどこかにあるのだろうけど、所詮10分程度の作業なので、探すより早いので作ってみた。
どうでしょう?

一応、ウィンドウズ専用で、.Net Framework3.5が必要かもしれない。よくわかりません。